戦没者を祀ったハワイの記念墓地、パンチボウル(国立太平洋記念墓地)。
見た目がダイヤモンドヘッドとよく似たクレーターであり、ホノルルのエリアにあるので見たことがある人も多いかもしれません!
広大な敷地には、かつては古代ハワイアンの祭壇が置かれており、神の生贄に捧げる者をパンチボウルの丘で燃やしていたことから「生贄の丘」とも言われていました。
第二次世界大戦後は現在のパンチボウルとなり、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争や世界大戦で命を落とした兵士が眠る巨大な墓地となってます。
軍人だけでなくスペースシャトル事故で亡くなったハワイ出身の宇宙飛行士など、およそ4万人以上の魂がここで眠っているそうです。
年間200万人以上の人々が世界中から訪れていて、毎年5月の最終月曜(メモリアルデー)には追悼式が行われます。
正面の1番奥には「レディ・コロンビア像」が存在感を放つ「ホノルル・メモリアル」という歴史施設があり、ここでは当時の戦争の様子を勉強することができます。
そんな歴史を感じる場所ですが、日本人が訪れるツアーはほとんど存在しないため、知らないという方も多いかも知れません。
パンチボウルは南オアフを一望できる絶景スポット

パンチボウルは「ダウンタウン」と「タンタラスの丘」のちょうど間くらいにあり、南オアフを一望できる丘としても有名です。
広場はいつでも綺麗に整備されていますし、厳粛な場所とあって他の展望台とはまた違った気持ちで景色を眺めることが出来ます。
ダイヤモンドヘッドも一緒に眺めることが出来るのでとても絶景ですよ!
場所が場所だけに、あまり観光地という雰囲気ではない穴場スポットですが、ハワイらしい心地よい風が吹く場所です。
パンチボウルの基本情報
パンチボウルはホノルルのパンチボウルというエリアにあります。
ワイキキからの移動手段としては、ツアーやレンタカーが移動時間やコストパフォーマンスを考えるとおすすめです!
名称 | パンチボウル(Punchbowl) |
住所 | 2177 Puowaina Dr, Honolulu, HI 96813 |
営業時間 | 8:00 〜 18:00 |
休日 | なし |
所要時間 | 約20分~ |
トイレ | あり |
駐車場 | あり(無料) |