ハワイ観光と言ったらウミガメビーチは1つの目的地ではないでしょうか?

浜でお昼寝をしている様子を見学したり、シュノーケリングで一緒に泳いだり、ハワイ旅行のハイライトになるかもしれません!

そんなウミガメビーチですが、実はたくさんあります。

こちらの記事では、アロアロトラベルのツアーガイドがハワイのおすすめウミガメビーチを5つにまとめて紹介しています。

過去にテレビで放送されたこともない、雑誌に載ったこともない、ローカルでも知らないスポットもご紹介しますので、ぜひハワイ旅行の参考にしてみてくださいね!

ラニアケアビーチ (Laniakea Beach)

ハワイに来たらウミガメと一緒に泳ぎたい、近くで写真を撮りたい!

そんな方におすすめなのが亀ビーチの超定番スポット、ラニアケアビーチです。

ラニアケアビーチは波が大きいシーズンを除けば、高確率でウミガメ見学をすることができます。

そんな場所なので、通称タートルビーチ(turtle beach)とも呼ばれ、1年を通して多くの観光客で賑わっていますよ〜!

ウミガメはハワイ語でホヌ(honu)、幸運をもたらす守護神としてハワイの人たちに大切にされています。

ノースショアを訪れた際にはぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

ウミガメ遭遇率が高い時間帯とシーズン

ウミガメ見学ができる時間帯やシーズンははっきりと決まっています。

ラニアケアビーチの場合は、夏のシーズン(5〜9月頃)であれば99%砂浜でお昼寝をするウミガメに会うことができるでしょう!笑

波がある冬のシーズン(10〜3月頃)は30〜50%くらいの確率になります。

これは波が大きいと岩にぶつかってしまって危ないため、ウミガメが岸沿いに寄らなくなるためです。

気温はあまり関係ないので、冬の涼しいシーズンでも波さえ穏やかであれば割と会えると思います。

時間帯に関しては、12〜15時ごろが最も高確率です。

砂浜に上がっているウミガメを近くでじっくりと見たい場合は午後の時間帯が良いかもしれません。

朝9時ごろやサンセットを過ぎても砂浜に上がっている時もありますが、夜間は海に戻ります。

ウミガメたちは午前は海藻もしゃもしゃ、午後は陸に上がって甲羅干しをするのが日課なので、午前中は一緒に泳いで、午後に陸から眺めるのもいいかもしれません。笑

夏のシーズンは海も穏やかで、透明度も抜群なのでシュノーケリングもおすすめですよ〜!

結構お魚も多いエリアなので、ハワイらしいビーチを楽しむことができます。

ちなみにラニアケアビーチは1年中たくさんの人が訪れるビーチなので、夏休みなどのハイシーズンは逆に人が多過ぎてウミガメが逃げてしまうこともあります。

冬のシーズンでもウミガメを見るには?

冬のシーズンにハワイを訪れたらウミガメが見れないかと言うと、実はそんなことは全然ありません。

ただ冬のシーズンは波が強くてあまり亀が寄ってこないので、いなければすぐにビーチを移動するのが鉄則です。

ラニアケアビーチでウミガメの気配がない時は、ハレイワタウンのすぐ近くにある「アリィビーチ」を試してみてください。

アリィビーチは夏よりも冬の方がウミガメが浜に上がりやすいビーチです。

他にもいくつかシークレット亀ビーチがありますが、それはツアー参加者だけこっそり連れて行っています。笑

ラニアケアビーチ利用時の注意点

ラニアケアビーチは訪れる上で注意していただきたい点がいくつかあります。

楽しく遊ぶために、以下の点は気をつけてくださいね。

ウミガメは一定の距離を保って見学しましょう

ハワイ州の法律では、ウミガメに触ったり、乗ったりした場合に罰金が課されます。

実際にウミガメに乗ってSNS投稿をした人が20万円ほどの罰金を取られたケースもあります。

また約3m離れて見学することが推奨されていますので、そのルールを守るようにしましょう!

ラニアケアビーチにはウミガメの保護団体のボランティアの方々が常駐していて、その目安の距離に赤い線を引いてくれています。

ちなみにボランティアの方には海ガメのお話を聞くこともできます。

何年生きるのか、何歳くらいで卵を産むのか、出産の場所はどこかなど、是非色々と話してみてくださいね。

ラニアケアビーチには駐車場がありません

※2022年に無事に駐車場が完成しました!

実は駐車場計画が進んでいるのですが、現状ではラニアケアビーチには駐車場がありません。

本当は無いのですが、「みんなで停めれば怖くない」と言うことで、ビーチの反対側の牧場前にみなさん車を停めています。

そのため、多くの人が道路を渡ることで道が渋滞してしまって大変なんですけど。笑(通称:亀渋滞)

ただ、このエリアは窓ガラスが割られる被害が多かったり、本当は駐車禁止の場所と言うことで駐車違反のチケットを切られる可能性があります。

できることであれば、レンタカーなど誰も車に居なくなる状況は避けた方が無難です。

ちなみに海側の道路沿いの場合は、停車しているだけでもチケットが切られますので十分に注意してくださいね。

ラニアケアビーチの岩場は滑りやすい

最後に、岩場には十分気を付けましょう。

ウミガメの餌となる海藻が岩にびっちりと生えているのですが、これがコケのようにぬるぬるしていてものすごく滑ります。

過去にも本当にたくさんの人が滑って転けるシーンを見てきました。

中には救急車で運ばれた人もいるので、決して侮らないようにしてくださいね。

この岩場のあたりにウミガメが上がっていることが多いので、テンションが上がって近づいて転けるケースがとても多いです!

ラニアケアビーチへ行けるツアー

「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」

パパイロアビーチ (Papailoa Beach)

夏季限定ですが、パパイロアビーチはガイドブックには載っていないウミガメ大量発生ビーチです!

あたり一帯はノースショアの高級住宅地。

砂浜に抜ける小道もよく見ないとうっかり通り過ぎてしまいそうな小さな看板があるだけなので、そこからも穴場感が伝わってきます。

まさに知る人ぞ知る穴場ビーチ。

このビーチを一躍人気にしたのが、全米で人気ドラマ「LOST」です。

砂浜でのキャンプシーンが撮影されて有名になり、一時は聖地巡礼の観光客が後を絶たない時期もありました。

このビーチは豊富な海藻があり、海が穏やかな日は常に海ガメがやってきます。

その数は視界の中に入るだけでも30匹以上の時も!

ウミガメが多くいるエリアは岩場なので、砂浜に上がっているカメを見ることはそこまで多くないですが、海の中に入ると360度カメに囲まれますのでご用心!

人のいないビーチでたくさんのカメに会いたい人は是非行ってみてください。

ウミガメは法律でしっかり守られているので、触ったりしないようにルールを守って遊んでくださいね。

パパイロアビーチのウミガメと泳いでみた

ちょっと波が強い日だったので少し濁っていますが、実際にパパイロアビーチのウミガメと泳いでみました。

夏のシーズンだとこんな感じで波が穏やかなのでのんびり泳ぐことができます。

冬になると大きな波が押し寄せるので、ウミガメが一切いなくなります。

パパイロアビーチへ行けるツアー

「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」

アリィビーチ (Ali’i Beach)

ハレイワタウンのすぐ近くにある人気のウミガメ見学スポット、アリィビーチ。

ビーチに隣接している19エーカーの広大な公園はロコたちの大好きなピクニックエリアです。

アリィビーチは遠浅の海で、深さが大人の腰くらいなので泳げない人でも海に入って遊ぶことができます。

地理的に波の影響を受けない場所なので、冬のシーズンでも泳げますよ!

実は波が大きい冬場ほどウミガメが砂浜に上がってくることが多いので、このビーチを訪れるのは冬のシーズンがオススメ♪

夏場でも上がってくることはよくあるのですが、冬に比べると半分くらいの確率なので、夏は他のビーチの方がいいかと思います。

また毎年11月にはアリィビーチのお隣「ハレイワビーチ」はサーフィンの世界大会「ハワイアンプロ」が行われることで有名です。

冬であれば大会期間外でも上手なサーファーをたくさん見ることができるので、ぜひウミガメウォッチングと合わせて見学してみてくださいね。

ウミガメビーチはノースショアにはたくさんあるので、上記以外でもまだまだチョイスはあります。

1年通してほぼ見られますのでご安心を〜!笑

1点だけ、アリィビーチは沖が一部すごく浅いので、潮が引いている時間帯は海ガメが入ってこられず、全く見られない状況もあります

このビーチで泳いでいるカメが全く見えなかったら、粘らずに他のビーチへ移動しましょう。

アリィビーチへ行けるツアー

「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」

カイオナビーチ (Kaiona Beach)

人が少なくてのんびりするのに最高のスポット、カイオナビーチ。

ハワイにはまだまだ知られていない綺麗なビーチがあるんです。

真っ白な砂浜と、どこまでも続く青い海。

オアフ島、東海岸に人知れず存在するカイオナビーチはまさに天国のような絶景ビーチですよ〜!

その美しさは全米No.1のラニカイビーチにも引けを取りません。

カイオナ (Kaiona)とはハワイ語で「魅力的な海」という意味。

平日はほとんど人がいませんのでプライベートビーチのような感覚を楽しめます。

休日にはロコたちがバーベキューをしてのんびり過ごしています。

ハワイに疲れを癒しに来た方にはとてもおすすめなので、是非行ってみてくださいね。

カイオナビーチは隠れウミガメスポット

カイオナビーチは海が綺麗なだけではありません。

水の中に入っていけばカラフルなお魚たちもたくさんいます。

少し沖の岩場付近には結構多くのウミガメがのんびり泳いでいます。

海へ泳いで行って振り返ると見えるコウラウ山脈も絶景です。

海はとても穏やかで波もほとんどないので、プールのようにプカプカと浮かんでのんびり海水浴が出来ます。

水遊びで疲れたら、木陰でゆっくりと寝そべって・・・。

この砂浜のすぐそばに木がある雰囲気がプライベート感を醸し出して本当に最高なんですよ〜

最もハワイらしい時間を過ごせるビーチなので、このブログを読んだ方だけの秘密に。笑

カイオナビーチへ行けるツアー

「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
※2018年2月の法改正により、こちらのスポットはツアー車両での立ち入りが禁止されています。ご訪問をご希望の場合は商用車が立ち入りできる場所より5分ほど歩いてアクセスしていただく必要がございます。

パラダイスコーブ (Paradise Cove)

オアフ島西海岸のコオリナリゾートを代表するビーチ、パラダイスコーブ。

コオリナといえばディズニーアウラニホテルをイメージする方が多いかもしれません。

そんなディズニーアウラニホテルのお隣には、美しいラグーンに伝統のルアウショー、遊んでいるウミガメやハワイアンモンクシールを見れるパラダイスコーブがあります。

綺麗な緑色の芝生と砂浜、ハワイの透き通った青空。

リゾートならではのハワイらしい過ごし方ができる場所です!

その中でもパラダイスコーブは別名Paradise Turtle Bay」とも言われ、ウミガメが見れるスポットとして以前より人気があります。

ノースショアにもタートルベイがあるのですが、個人的にはこちらの方がウミガメ遭遇率が高い印象です♪

守り神として大切にされているウミガメ。

ハワイ旅行の際には、ぜひ一度会っておきたい存在です。

そんなパラダイスコーブは生き物の宝庫!

ウミガメだけではなく、たくさんのカラフルな魚やハワイアンモンクシールにも遭遇できるかもしれません。

パラダイスコーブのルアウショー

パラダイスコーブは生き物を見れるビーチとして紹介しましたが、観光の方はルアウショーを見に来ることで訪れることが多いかもしれません。

いかにもハワイらしいザ・リゾートという雰囲気なので、サンセットを見るには最高のシチュエーションなんです♪

もちろん人気観光地ではありますが、ワイキキエリアのビーチと比べるとまだまだ観光客が少ない!

まるでプライベートビーチのような雰囲気を楽しめるはず。

そんなパラダイスコーブの最大のイベントこそが、ハワイ伝統のルアウショー。

ハワイでも最も本格的なルアウショーの1つと言われているので、一度は行っておきたいイベントですよ〜

ディナーを楽しみながらのショーは満足度も高く、素敵な思い出になること間違いなし!

最近では結婚式やウェディングフォトのスポットしても人気になっています。

ちなみに「パラダイスコーブ・クリスタルチャペル」はとても有名なチャペルなので、挙式やウェディングフォトを考えている方は是非チェックしてみてくださいね。

パラダイスコーブへ行けるツアー

「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
「オアフ島西海岸!コオリナ&ワイケレ&絶景穴場スポット」