ハワイと言ったらやはり海でシュノーケリング!
どうせだったらたくさんの魚やウミガメ、イルカなんかと一緒に泳いでみませんか?
こちらの記事では、海遊びのプロフェッショナルであるアロアロトラベルのツアーガイドがおすすめするハワイの有名シュノーケルビーチを5つに絞ってご紹介しています。
初心者でも安心な穏やかな海、泳げない人でも遊べる遠浅な海、イルカやハワイアンモンクシールなんかにも会えてしまう生き物うじゃうじゃの海など、様々なスポットがあります。
是非、ハワイ旅行の参考にしてみてくださいね!
ププケアビーチ (Pupukea Beach)

青い海とトロピカルなお魚を楽しめるシュノーケリングスポット、ププケアビーチ。
「Pupukea」とは、ハワイ語で「白い貝」を意味する言葉で、ハナウマ湾に次いでオアフ島では2番目に海洋生物保護区に指定されています。
魚が多くて海の透明度も素晴らしいのに、ガイドブックにはあまり掲載されていない、日本人の少ないビーチです。
釣り禁止エリアなので、魚の警戒心がなく目の前で様々な魚を見ることができますよ〜♪
ここでみられる魚は主にスズメダイ、ベラ、またハワイ州の州魚でもある「フムフムヌクヌクアプアア」などです。
ビーチの周りが岩の壁で囲まれていてプールのような入り江になっているので、小さな子供連れのファミリーでも安心してシュノーケリングを楽しめます。
水深は膝くらいから腰くらいで大人であれば足がつく深さなので、泳げない方でも大丈夫です。
ノースショアを訪れた際には是非遊びに行ってみてくださいね。
ププケアビーチの注意点

基本的にはとても安全なププケアビーチですが、2つだけ注意点があります。
まず1つ目は、足元には要注意をすること!
この辺りのエリアは岩がゴツゴツしていて浅いので、足に擦り傷を作る人がとても多いです。
また、ウニやサンゴもいますので、怪我には十分に注意しましょう。
膝よりも深いくらい水がある時はなるべく歩かずに泳ぐこと、岩場からはなるべく離れて遊ぶことがポイントです。
2つ目は、波が大きい時は流れが想像以上に早いと言うこと!
シーズン的は5~9月の夏場がおすすめですが、ここは岩に囲まれていて波の影響を受けにくいので、冬でも入ることができる日が多いです。
ただ、冬のシーズンの中でもかなり波が大きい日はこの岩の壁を越えて波が入ってくる時があります。
その時は浅くても潮の流れに足を取られるので危険になります。
周りに人が泳いでいない時などは立ち入らないように気を付けましょう。
ププケアビーチへ行けるツアー
「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
シャークスコーブ (Shark’s Cove)

ハワイの綺麗な海でたくさんの魚と一緒に泳ぎたい!
そんな願いを手軽にかなえてくれるスポットがノースショアにあるシャークスコーブです♪
東海岸の「ハナウマベイ」や西海岸の「エレクトリックビーチ」よりも魚の数が多い、まさにハワイで1番のお魚天国。
ハワイのローカルのみならず、世界中からシューノケーリングを楽しみにたくさんの人が訪れる人気スポットです。
海に入ると、数メートルの浅瀬でもそこはすでに天然水族館!
シュノーケリングの範囲で出会える魚は実に40種類以上、色とりどり、大中小、様々なお魚に出会えます。
ウミガメとも高確率で泳げますよ〜♪
波が強いシーズンは危険なので入ることはできませんが、すごくおすすめのシュノーケリングスポットなので、機会があったら是非遊びに行ってみてくださいね。
シャークスコーブのシーズンや注意点

シャークスコーブと聞くと、「サメがいるんですか?」とよく質問されるのですが、これは入り江の形がサメの歯形のように見えるからそう呼ばれています。
サメは泳げる範囲には来ないのでご安心ください!
逆にサメに会いたい場合は、ノースショアのハレイワから船で沖の方へ出て行くサメツアーもありますよ。笑
魚が多くいるエリア
シャークスコーブの湾内、左端の岩場沿いにはいつも魚の大群がいます。
まずは湾の左側に沿って沖に泳いで行きましょう!
中央部分の岸に近い浅瀬の部分には黄色い魚の大群が見えることが多いです。
中央部分の沖は深さが出て、あまり魚もいないのでスルーしてしまっても良いと思います。
湾の右側の岩場に沿って泳ぐと高確率でウミガメに出会えます。
オススメのシーズン
シャークスコーブのベストシーズンは5月~9月で、11月〜3月の冬場は波が高くて危ないのでほとんど入れなくなります。
4月と10月は日によって入れる日と入れない日に分かれるような形です。
シーズン始めの5月頃はウミガメがよく見られます。
本当に波が穏やかでほぼ間違いなく泳げるのは6月上旬〜8月下旬くらいです。
シャークスコーブの注意点
海に入るとすぐに5m程度の水深になりますので、全く泳げない方は隣にあるププケアビーチで遊ぶようにしましょう。
プフケアビーチは岩の壁があるので、波があまり入ってこないことに加えて、膝〜腰くらいの深さなので、泳げない人でも入ることができます。
もしくは逆にダイビングに挑戦するという方もいらっしゃいます。
実はダイビングというのは泳げなくてもできるんですね〜!
地形もダイビング向きな海底洞窟になっているので、楽しめること間違いなし♪
気を付けたいことは、シャークスコーブは岩で足を切るという怪我が頻繁に起こります。
これは地形的に岩がシャープなので、ちょっとぶつかっただけでも切れてしまうからです。
そのため、泳ぐ時は必ず足元が砂浜のエリアから出入りするように気を付けましょう!
シャークスコーブ へ行けるツアー
「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
スリーテーブルズ (Three Tables)

ノースショアの隠れ透明度抜群&お魚たくさんビーチ、スリーテーブルズ。
スリーテーブルズとはその名の通り、ビーチから20mほどのところにいくつかのテーブルのような岩が3つあることからこのように名付けられています。
この岩に上ることもできますし、岩の周りでは魚たちが餌が落ちてくるのを待っていますので、岩に沿って泳いでいくとよりシュノーケリングを楽しむことができます。
スリーテーブルズで見られるお魚は、ベラの仲間やテングハギ、チョウハン、そして州魚のフムフムヌクヌクアプアア(タスキモンガラ)などです。
地形の関係で、海の透明度が抜群で、人も少ない綺麗な海なのでシュノーケリングには最高ですよ〜♪
ワイメアビーチ、ププケアビーチ、シャークスコーブなどのおすすめビーチが全て徒歩圏内なので、たっぷり海で遊びたい方は是非訪れてくださいね!
スリーテーブルズはのんびりビーチ

シュノーケルだけではなく、海で1日のんびりしたいというプランの方にもおすすめのビーチです。
ビーチは砂ではなく、細かくてきれいなサンゴ♪
スリーテーブルズは足はつかない深さではありますが、大きな波が入りにくいので少し波が強い日でも入ることはできます。
近くにある海とはそれぞれの地形が異なってシュノーケリングの雰囲気もガラリと変わってきますので、「深くてもお魚がたくさん見たい!」とか、「子供がいるので浅瀬でシュノーケリングを楽しみたい!」など目的に沿ってビーチを選ぶと良いかもしれません。
ちなみにテーブルの外側は割と深くなりますので注意してくださいね。
もちろん、冬場の波の高い時に近づくのは厳禁です!
おすすめは5月中旬から9月中旬の夏シーズンとなります♪
他に誰も泳いでいる人がいない場合は絶対にやめましょう。
スリーテーブルズへ行けるツアー
「オアフ島1日制覇!鉄板B級グルメ&人気観光スポット」
「ハワイの大自然を満喫!ノースショア&タンタラスの夜景」
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
ハナウマ湾 (Hanauma Bay)

ハワイを訪れたらやっぱりカラフルな魚やウミガメと泳ぎたい!
たくさんのカラフルな魚やウミガメと泳げる人気スポット、ハナウマ湾。
ハワイを訪れたら1度は行っておきたいシュノーケリングビーチです。
何十種類もの大中小様々な魚がたくさんいて、全米ベストビーチにも選ばれるなど、知名度も綺麗さもアクセスのしやすさも文句なし!
ワイキキからはバスやツアー、タクシーで簡単に行けますし、ロッカーやプレートランチ店などの施設も充実しているので、気軽に遊びに行くことができます。
毎週火曜日はお休みだったり、予約が必要だったり、注意する点もいくつかあるので、訪れる際はそれらを事前確認してから行くようにしましょう!
こちらの記事では、そんなハナウマ湾の遊び方を徹底解説したいと思います。
ハナウマ湾の予約方法

まず最初に、ハナウマ湾は入場のために事前のオンライン予約が推奨されるようになりました。
予約をしていなくても空きがあれば入れますが、無駄足となってしまう可能性もあります。
予約は訪問日の2日前の朝7時からのみ受付されますので、何ヶ月も先の予約はできないので気を付けましょう!
例えば、土曜日に行きたいと思った場合は木曜日の朝7時以降であれば予約ができるようになります。
予約は10分単位で可能で、30名の枠が埋まるとその時間帯は選択ができなくなります。
入場可能時間は6時45分〜13時30分、クローズは16時となっています。
ハワイ在住者は事前予約は必要ありませんが、入場時間が6時45分〜9時に限定されています!
>>予約サイト
ハナウマ湾へのアクセス方法

ハナウマ湾では、ツアーやタクシーの乗り入れが制限されています。
ツアーやタクシーで訪れる場合は5分ほど歩いて訪問する形となります。
そのため、基本的にはザ・バスやレンタカーなどを利用する方が多いです。
駐車場は300台分ありますが、先着順なので割と早い段階で満車となるので気を付けましょう!
ハワイ在住者は$1、一般の訪問者は$3が駐車料となります。
入場するまでの流れ

まずは入り口で入場料を支払います。
大人は$25、12歳以下の子どもやハワイ在住者、留学生などは入場料無料です。
その際に、予約時に発行されたチケットの情報と身分証明書の提示(コピーは不可)が必要となります。
一度入場してしまうとその後は食べ物を買う場所が無いので、必要な人はチケット売場の反対側にある売店に寄っておきましょう。
入場するとハナウマ湾を利用するための、約9分のレクチャービデオを見ることが義務付けられています。
混み具合にもよりますが、普通は上映時間まで30分程度待つことが多いです。
その間はハナウマ湾の歴史に関する情報やサンゴの標本などが展示されているエデュケーションセンターを見学したり、外の待機スペースでのんびりすることができます。
レクチャービデオは、自然保護区として生態系を管理していくために設けられた制度で、
- ビーチでは魚の餌付けの禁止
- 砂やサンゴ等の持ち出し禁止
- 水溶性のサンオイルや日焼け止めの使用の禁止
- サンゴ礁の上に立たない、歩かない
- 禁煙・禁酒
などのルールを守ってもらうためのものです。
英語での上映となるので、必要な方は日本語のヘッドセットを無料で貸出してくれるサービスもあります。
いよいよビーチへ

レクチャービデオを見終わると、いよいよビーチへ向かいます!
通常は坂道を歩いて行くのですが、有料トロリーのオプションもあります。
- 1日乗車券:2.50ドル
- 片道下り:1.25ドル
- 片道上り:1.25ドル
距離的には短いですが、坂道は結構急なので、体力と相談して利用しましょう。
一般的には下り3分、上り5分くらいの道のりです。
ハナウマ湾のおすすめはシュノーケル

ビーチに到着したら、自由に楽しむだけです!
ハワイでは「泳ぐまでに最も時間がかかるビーチ」ですね。笑
海底まで透き通って見える透明度の高さ、サンゴ礁とカラフルな魚たちに囲まれてのシュノーケリングは最高です♪
ちなみに訪れる日は火曜日がお休みなので、最も透明度が高い水曜日の朝がおすすめです!
海ガメは湾の左側にいることが多いです。
魚の群れはサンゴ礁を超えて少し深くなるあたりにたくさんいます。
もちろん浅瀬でも魚が見られるので、小さなお子様連れのファミリーも安心してくださいね
ハナウマ湾へ行けるツアー
「ガイドが専属でご案内!完全貸切りチャーターツアー」
※こちらのスポットは商用車での入場が禁止されています。ご訪問をご希望の場合はツアー車両が入場可能な場所から徒歩にてアクセスしていただく必要があります。
エレクトリックビーチ (Electric Beach Park)

オアフ島西海岸、美しい海岸線の中で最もおすすめしたいエレクトリックビーチ。
目の前にある火力発電所の温水が排出されるため海水温が高く、たくさんのカラフルな魚たちやウミガメ、ハワイアンモンクシールなどが集まってきます。
エレクトリックというビーチ名も火力発電所の近くにあることに由来しているんですね。
シュノーケリングのスポットとして名所となっていて、西海岸エリアではNo.1です。
イルカをビーチアクセスで見ることができるのも、このビーチの特徴でしょう!
基本的にはイルカは北の方から泳いで来るので、エレクトリックビーチでイルカを高確率で見れる時間帯は10〜13時頃!
それなりには沖の方まで出ないといけませんが、海ガメや魚もほぼ100%見れるので、生き物が好きな人にはたまらないスポットだと思います。
ちなみにハワイアンモンクシールはビーチ近くの岩場でよくお昼寝していますよ〜
ライフガードがいないので初心者だけのシュノーケリングは注意する必要がありますが、春〜夏は比較的海が穏やかなので泳ぐにはおすすめです。
ただ、火力発電所からの排水によって流れが早いので、足ひれやライフジャケットの準備はあった方が良いと思います。
隠れ家のようなビーチなので、人も少なくてゆったりとした時間を過ごすことができますよ!
エレクトリックビーチのお写真スポット

エレクトリックビーチは、実はインスタ映えスポットとしてもよく観光客が訪れます。
毎週土曜日と日曜日に観光列車としてカポレイとエレクトリックビーチ間を走っているハワイアンレイルウェイの線路は特に人気です!
ここからの景色がいい感じなので、駅は無いですがこの場所が電車の終点になっているんですよ〜
線路の上に座って写真を撮ると、ハワイっぽさ満点の絵が撮れますので是非トライしてみてくださいね。
他にも海に向かって置かれているベンチもハワイらしい景色で最高です♪
よく沖にヨットが停まっているので、それも写真をよりいい感じにしてくれますよ!
エレクトリックビーチの遊び方

エレクトリックビーチにはいくつも楽しみ方があります!
まずは波打ち際での波乗りです。
実はエレクトリックビーチは砂浜が急に狭くなるため、波打ち際で大きな波が立ちます。
なので砂浜でのんびり横になったり、波打ち際で波に乗って遊ぶのもおすすめです。
自然が豊かなエリアなので、近くを散歩するだけでマングースとかも見れますし、崖の上からでもハワイアンモンクシールやウミガメなどを見学することもできます。
もちろん写真を撮り歩くのもいい感じです♪
泳がなくても楽しめるのがエレクトリックビーチのいいところですね!

それでもやっぱり1番楽しいのはシュノーケリング!
特にまっすぐ沖に向かって50〜100mほど出たところは本当におすすめです。
火力発電所からの温水が出ている部分で、たくさんの魚やウミガメが集まっています。
イルカが回遊しているのもこの辺りなので、昼頃にぷかぷか浮いていたら一緒に遊べるかも!?
泳ぎが好きな人も、苦手な人もたっぷり楽しめるビーチなので是非チャンスがあれば行ってみてくださいね。