ハワイで最も有名な観光地、カメハメハ大王像。
ハワイを統一してハワイ王国の初代国王となった偉大な人物のモニュメントです。
誰しも1度は訪れる観光スポットとして不動の人気を誇っています!
ちなみに、これだけ人気があるのに「カ・メハメハ」とは本来ハワイ語で「孤独な人」という意味。
生前のカメハメハ大王はもしかすると孤独な人だったのかも知れません。
オアフ島では1体だけですが、全米では4体あってやはり有名なカメハメハ大王。
ハワイに来たら一度は写真を撮りに行ってみてくださいね!
カメハメハ大王とハワイ王国の歴史

カメハメハ大王の生まれは1758年ハワイ島の北西部。
幼い頃から戦士として英才訓練を受け、戦いの才能を開花したと言われています。
当時のハワイ島の首長の死後、その長男のキーワラオーを返り討ちにして、ハワイの統一を始めました。
最初にハワイ島、その後マウイ島、最後にオアフ島を制圧!
1795年にパリ・ルックアウトでオアフ軍を全滅させ、1810年にはカウアイ島も服属することになり、これでハワイ全島の統一となりました。
これらの功績を称え、様々なところに銅像が建てられることにことになったんですね。
全部で4体あるカメハメハ大王像
ほとんどの方がオアフ島のカメハメハ大王像だけと思っていると思います。
でも元々はハワイ島の王様なので、ハワイ島にも2体、アメリカの首都であるワシントンDCにも1体の合計4体のカメハメハ大王像があります!
オアフ島のカメハメハ大王像

最も有名なカメハメハ大王像はホノルルのダウンタウンエリア、ハワイ裁判所前に設置されています。
左手の槍は「平和」、掲げた右手は「ハワイの繁栄」を表しています。
ちなみに像のモデルは当の本人ではなく、宮廷で一番イケメンの男性をモデルにしたそうです。笑
アメリカ最古の王宮、イオラニ宮殿の道路を挟んで向かい側にありますので、イオラニ宮殿でハワイの歴史、文化に触れてからカメハメハ大王像に会いに行くのもいいかもれませんね。
ハワイ島カパアウのカメハメハ大王像

カメハメハ大王の出身地でもあるハワイ島のカパアウに設置されているカメハメハ大王像。
元々は、こちらがオリジナルです。
イタリアのフィレンツェで制作され、海を渡ってくるときにあえなく沈没してしまったという歴史があります。
その後奇跡的に発見、引き揚げられて設置された像だそうです。
ハワイ島ヒロのカメハメハ大王像

ハワイ島ヒロ湾に面したワイロアパークに建てられているカメハメハ大王像。
高さは4.2mあり、最も大きく、最も新しい大王像です。
ヒロはホノルルに次ぐハワイ第2の都市なので、像を設置するのにふさわしいと選ばれました。
ワシントンDCのカメハメハ大王像

最後に、ハワイを離れてアメリカの首都ワシントンDCに設置されています。
1959年にハワイがアメリカの州になったことを記念して作られた像です。
ちなみに毎年6月11日はカメハメハ・デーとされ、カメハメハ大王像に沢山のレイがかけられます。
多くの人やメディアも訪れ、1年で1番見応えがあるので、もしこの日に予定があるならばぜひ行ってみてくださいね!
カメハメハ大王像の基本情報
名称 | カメハメハ大王像(King Kamehameha Statue) |
住所 | 447 S King St, Honolulu, HI 96813 |
地図 | |
営業時間 | 24時間 |
入場料 | 無料 |
休日 | なし |
所要時間 | 約15分 |
トイレ | なし |
駐車場 | あり(有料) |