ハワイを最も自由に観光できる移動手段、レンタカー&トゥーロ(TURO)。
車を借りれば行動範囲は格段に広がり、時間を大幅に節約することができます!
その反面、慣れない交通ルールや右側通行での運転には不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで、レンタカー&トゥーロの借り方からハワイでの運転のコツまで、お役立ち情報をたっぷりとご紹介したいと思います。
ハワイで車のレンタルを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
レンタカーの借り方
ハワイでレンタカーを利用する場合は、日本で事前に予約しておくのがベスト!
その理由は、大手レンタカー会社はほとんど日本語で予約できますし、現地入りしてからだと車種やプランを選べなくなってしまったりするからです。
以下、レンタカーの借り方を簡単に解説します。
レンタカーの予約に必要な条件
ハワイでレンタカーを利用するためには、以下の条件を全て満たしている必要があります。
- 運転者が21歳以上であること
- 運転免許証(日本のもの)がレンタル期間中に有効であること
- 運転者名義のクレジットカードがハワイで使用できること
特にクレジットカードはそのままレンタカー代の決済をするため、必ず支払いのできる状態のものが必要です。
レンタカーを予約する
レンタカー会社はプランや料金、営業所の場所などサービスが大きく異なります。
なので、事前に色々と比較してから予約をするのがおすすめ!
実はレンタカーの予約は必要情報を入力するだけなので、難しいことはありません。
現地で英語でのやりとりが不安な場合のみ、予約確認書をプリントアウトをして当日カウンターに持って行きましょう!
当日カウンターで受付をする
予約日にカウンターに持っていくものは以下の通りです。
- 日本の運転免許証(必須)
- 運転者名義のクレジットカード(必須)
- パスポート(必須)
- 国際免許証、ハワイの運転免許証(もしあれば)
- 予約確認書(不安な方のみ)
レンタカーを返却する
レンタカーを返却するときの流れや注意点は以下の通りです。
- ガソリン満タン返しのプランの場合は、返却する営業所から5マイル(8km)以内のガソリンスタンドで給油をする(レンタカーのガソリン代は高いので、満タン返しがおすすめ)
- 営業所に着いたら、案内サインに従って返却スペースに車を停める
- 係員の指示に従って返却の手続きを行う
- 問題がなければ、係員からレシートのような紙を受け取って返却完了
レンタカー&トゥーロの保険について
ハワイは2日で運転免許証が取れてしまう場所なので、普通では考えられないような運転の車に遭遇することも少なくありません。
万が一の出来事に備えるためにも、保険はセットだと考えておく方が良いと思います!
以下は主な任意保険の種類と保険に加入する際の注意点となります。
レンタカー&トゥーロの保険の種類
主な任意保険は以下の通りです。
- 自車輌損害補償制度
- 所持品盗難保険
- 搭乗者傷害保険
- 追加自動車損害賠償保険
この中でも自車輌損害補償制度と追加自動車損害賠償保険については、加入することをおすすめします。
その他の保険については、海外旅行保険やクレジットカードの附帯保険でカバーできることが多いので不要かもしれません。
ただ、初めて車を借りる方は、上記の補償に加えてロードサービスやガソリン代などが全て含まれた一括パックへの加入が1番簡単で安心です♪
大きな交通事故の損害賠償は個人で支払えるような金額ではないので、最低限の保険には必ず加入しておきましょう!
保険加入の際の注意点
レンタカー&トゥーロを予約する際は、なるべく予約の段階で保険に加入しておくようにしましょう!
もし加入していなかったら、当日カウンターで保険の加入を勧められることになります。
そうなると補償内容をゆっくりと検討することもできませんし、結果的に必要のない保険にまで加入してしまうかもしれません。
レンタカー会社は歩合制なので、車種のアップグレードや保険内容の追加など、必要以上のプランを勧めてくることも多いからです。
保険加入の際は、内容をよく確認して必要のないものはきっぱりと断ることも重要です!
レンタカー&トゥーロを運転するときのコツ
ハワイは日本と違って右側通行なので、普段と違う感覚に戸惑ってしまう方も多いと思います。
でも、知っているだけで運転が楽になるコツもあるので、是非ハワイで運転する際の参考にしてみてくださいね!
車道の真ん中を走るコツ
ハワイで運転をする際に日本と同じ感覚で真ん中を走っていると、思っているよりも道路の右端に寄っていることがあります。
日本人の感覚としては、中央の線を軽く踏むくらいの感覚で運転するのがおすすめ!
そのくらいの意識で運転をすると、ちょうど真ん中あたりを走行することができます♪
進行方向を間違えないためのコツ
運転をしている際、右側通行と左側通行を間違えないか不安だという方もいると思います。
そんなときは、「日本でもハワイでも、運転席は道路の内側」ということを思い出してください!
これは右側通行、左側通行にかかわらず、どこでも適応できるルールです。
逆ハンドルの車に乗っていると適用できませんが。笑
ハワイの交通ルール
ハワイの主な交通ルールについてもご紹介します。
日本のルールとは異なることもいくつかあるので、安全運転のための参考にしてくださいね。
横断歩道は必ず歩行者優先
横断歩道に歩行者がいる場合、歩行者が横断歩道の真ん中を過ぎるまで停車して待たなければいけません。
違反した場合は罰金の対象となります。
横断歩道に人がいれば必ず停車し、自分の走行車線側を通り過ぎるのを待ってから発車するようにしましょう!
赤信号でも右折が可能
ハワイでは赤信号だったとしても右折をすることが可能です!
ただし、「NO TURN ON RED」の標識があるところでは、赤信号での右折はできませんので気を付けてください。
2車線右折レーンがある時など、右側のレーンだけ「一時停止後は右折しても良い」など少し難しいルールもあるので、分からない場合は、青信号になってから右折しても問題ありません。
なお、曲がる先の道が一方通行の場合は、赤信号での左折もできるようになっています!
シートベルトとチャイルドシート
後部座席を含めた全ての座席でシートベルトの着用が義務づけられています。
また、10歳以下の子どもが車に乗る場合はチャイルドシートを着用すると言うルールになっています。
子ども連れでレンタカーを利用する場合は、必ず子どもの年齢に合わせたチャイルドシートを一緒にレンタルするようにしましょう!
スクールバスは追い越し禁止
黄色いスクールバスが赤いランプを点滅させて停まっていたら、必ず6m以上の距離を空けて停止しなければなりません。
これは走行車線であっても、反対車線であっても、必ず停止する必要があります。
ただし反対車線については、中央分離帯があれば停止しなくても大丈夫です!
運転中は携帯電話に触らない
運転中の携帯電話使用は、その時点で違反となります。
写真撮影や電話などはもちろん、公式ルールではナビアプリの利用や音楽の再生など、運転中に画面を触る行為が禁止となっています。
同乗者については携帯電話を触っていても全く問題ないので、ナビは同乗者に任せるようにしましょう!
車内は飲酒厳禁
携帯電話とは違って、車内での飲酒は同乗者についても禁止されています。
栓を開けたアルコール飲料を車内に持ち込むだけでもアウト。
車内のプライベート空間だからと日本と同じ感覚でいると、罰金を課されることもあるので注意しましょう!
赤い縁石は駐車禁止のサイン
道路に縁石が赤く塗られている場所は駐車禁止のサインとなります。
その他にも黄色い消火栓の周囲約2mや「NO PARKING」の看板がある場所は駐車禁止なので、うっかり停めないようにしましょう。
ハワイの駐車違反は厳しいので、運が悪いと罰金だけでなくレッカーされてしまうこともあります。
駐車違反の罰金に加えて、レッカー代も課されることになるので、ルールがあまり分からない場合はなるべく路上駐車をせず、有料であったとしてもパーキングを利用するようにしましょう!
ハワイの主なレンタカー会社
最後に、ハワイの主なレンタカー会社についてご紹介します。
トゥーロはアプリなので、この辺りの比較は無くて楽かもしれません!
ワンズレンタカー
日本人が運営している会社で、日本人スタッフも常駐しています。
保険に加入済みの人向けの基本プランから、保険を全て付けた安心プランまで、幅広いプラン展開が魅力!
ワンズレンタカーは無駄なプランや保険を無理に勧めることがないので、安心して利用することができます。
ハワイ初心者からリピーターにまで人気のあるレンタカー会社です。
ニッポンレンタカー
こちらも日本人スタッフが常駐しているので、英語が苦手な方でも安心です。
営業所がヒルトンハワイアンビレッジやアラモアナセンターにあり、アクセスしやすいのが魅力!
車の受け渡し作業からトラブル対応まで、全て日本語で対応してくれます。
一方で、サービスのクオリティが高い分、料金は他社に比べて少し割高な印象です。
ダラーレンタカー
営業所に日本語スタッフが常駐しているわけではなく、不在の場合も割とあります。
24時間日本語緊急ロードサービスがあることが魅力!
返却時の給油不要などの有料オプションが充実していることが特徴です。
値段はかなり安い方なので、安価でレンタカーをしたい方にはおすすめとなっています。
アラモレンタカー
営業所に日本語スタッフはいないことが多いですが、日本語自動チェックインシステムが設置されています。
当日に空きがあれば、営業所にある車の中から自分の契約と同じグレードの車種を自由に選べることが魅力!
現地で実際に車を見て、利用するものを決めることができます。
日本語のロードサービスも24時間利用可能ですし、価格も安価なことが多いです。