ハワイで最も有名な安産祈願のパワースポット、クカニロコバースストーン。
かつてハワイの王族が出産場所に使っていたということから、安産や子宝を授かるというご利益があると言われています。
なんでもこのエリアには出産の苦しみをやわらげる不思議な霊力(マナ)があるのだとか。
11〜18世紀までの約700年間実際に使われていたという伝説にあやかり、徐々に子宝に恵まれたい方の間で話題になっていきました。
ハワイアンにとっては非常に大切な場所となりますので、訪問のルールをしっかり守り、訪れる際はマナーを大切にしてくださいね。
クカニロコバースストーンは立入禁止?覚えておきたいマナー
クカニロコバースストーンは、オアフ島のちょうど真ん中あたりの「ワヒアワ」というエリアにあります。
ハワイ語では「へそ」という意味で、太古の時代より島の中心として大切に守られてきた場所です!
そのためかどこか独特な雰囲気があり、いつでも優しい風と自然の香りを感じることができる心地良いスポットとなっています。
そんなクカニロコバースストーンですが、訪れるとまるで「ここは立ち入り禁止!」と言われているように駐車場の門が閉鎖されています。
以前はオープンな観光地として駐車場も開放していたのですが、マナーがあまり良くない方も多く、石に登ったり、落書きをされたりと、人気になるにつれて管理が難しくなっていきました。
そこで2017年にはバースストーンの一帯を石で囲んで、そこから中への立ち入りを禁止する対策をしたのですが、それでもあまり効果が出なかったため、現在は入口をクローズにしたという背景があります。
太古から守ってきた大切な土地を次の世代へと引き継ぐために、苦肉の策として取られている措置というわけです!
なので、基本的には現在は立ち入り禁止で、無断で立ち入った場合は外に出るように言われることがあります。
どうしても訪れたい場合は、クカニロコバースストーンのオフィシャルサイトから訪問の予約を取ることができるので、そこから依頼をして正式に入場するのがおすすめです♪
自己責任で入場する場合は、ハワイの方々にとても大切な場所であるという敬意を持って訪れるようにお願いします。
- 石を踏んだり、登ったりしない
- 石に落書きをしない
- ゴミやお供物をおかない
などのマナーを守っていれば、ハワイの人たちは旅行者に対してはとても寛大で優しい人たちです!
クカニロコバースストーンの入り方
クカニロコバースストーンへは入り方も重要と言われています。
駐車場からは真っ直ぐに伸びる両サイドが茂みに囲まれている赤土の道を2〜3分ほど歩いて行くと、その一帯だけ周りと明らかに雰囲気が違う場所が見えてきます。
ゲートのように大きな存在感を放つ大きな二つの石があるのですが、ここがクカニロコバースストーンの入り口です。
この石に挨拶をすると、感受性の強い方は「ようこそ!」と受け入れられている感覚や、逆に「入ってくるな!」というような押し返される感覚を感じるそうです。
スピリチュアルなことには鈍感なタイプの方でも、きっと何か不思議な雰囲気を感じると思います。
ユーカリやヤシの木がその一帯にだけ生えているのも、より神秘的な雰囲気を増幅させているのかも知れません。
そこから先は、両脇に左右対称の18個の岩の道が続きます。
実際に出産が行われていた時は、合計36名の王族男性がこの岩に座って出産を見守ったそうです。
生まれてくる子供は将来の王様ということで、彼らが証人になったんですね。
岩の道を抜けるとユーカリの木とヤシの林があり、その下に点在している大小18個の岩がバースストーン群と言われています。
子宝・安産祈願のバースストーン
バースストーン群にはたくさんの大きな石、変わった形の石が置かれています。
全ての岩がパワーストーンとされていて、それぞれが違う意味や役割を持っていると言われています。
実際に出産に使われていた岩は、曇りのや雨の日に触っても温かさを感じるような本当に不思議な岩です♪
古代のハワイでは、一般人がもしこの場所に立ち入った場合はその場で処刑されたという記録が残っています。
それほどに神聖で、今でもハワイアンがとても大切に守っている場所なので、繰り返しになりますがマナーはしっかり守って訪問してくださいね!
クカニロコバースストーンの基本情報
名称 | クカニロコ・バースストーン(Kukaniloko Birth Stones) |
住所 | Kamehameha Hwy, Wahiawa, HI 96786 |
地図 | |
営業時間 | 24時間 |
休日 | なし |
所要時間 | 約15分~ |
トイレ | なし |
駐車場 | なし |
クカニロコバースストーンへの行き方と地図
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