ハワイのホノルルエリアで気軽にレンタルできるシェア自転車、ビキ。

なんとホノルル市内には約130カ所ものステーションがあります。

少し歩けばどこでも簡単に見つけることができるので、サッと移動したい時には最高です♪

特別な手続きは必要なく、レンタカーよりも気軽に利用できて、タクシーやウーバーよりもリーズナブル。

ハワイの風を感じながら近場の観光地を巡りたい時には最高の移動手段となると思います!

ビキの料金

まず、ビキの料金プランは3つに分かれています。

各プランの申し込みはウェブサイトか、ステーションにある機械から行うことができます。

現金は使えないので注意しましょう!

ワンウェイ $5.00

30分以内で1回利用できるお手軽プランとなります。

1回の操作で4人分まで借りることができます。

30分を超えた場合は、超過料金としてUS$5.25/30分が追加される仕組みです。

料金としてはほぼ一緒なので、30分おきに料金がかかると覚えておけばOKだと思います。

ちなみに超過料金は以下のプランでも同じ適用となります。

マルチストップ $55.00

こちらは1年間有効で300分までなら何回でも乗り放題のプランとなります。

こちらは1回の操作につき1人に限定されています。

1回の利用時間が制限されていないため、中長距離の移動も可能です!

残りの利用可能時間はオンラインかアプリから確認する仕組みになっています。

ザ・ゲートウェイ $45.00

1回30分以内の利用が、パスを購入してから72時間無制限になるプランです。

こちらも同じく1回の操作につき1人に限定されています。

1回の利用時間が30分を超えてしまうとその時点で追加料金が$5かかり、さらに30分を超える毎に$5ずつ加算されていきます。

上記の通りのややこしさもあり、またホノルルエリアの利用用途を考えると、個人的にはマルチストップにしてしまう方がおすすめです。

ビキの借り方

全てセルフで完結するが故に、借り方に苦労する方もいるかもしれません。

借り方の手順も細かく解説するので、参考にしてくださいね。

ビキステーションの機械で手続き開始

まず、ビキステーションにある機械で画面をタップしましょう。

それぞれの国旗をタップすると、言語を英語以外にも切り替えることができるので安心です。

自転車の利用台数とプランを選択すると決済画面へ移行します。

なお、2台以上利用する場合は「ワンウェイ」のプランしか選択できません。

クレジットカードで決済をする

支払いの際によくある間違いが、クレジットカード差し込みっぱなしにしてしまうこと。

実は、クレジットカードを引き抜かないと次のプロセスへ進みません。

挿入したクレジットカードを引き抜くことで次のステップに進むということを覚えておきましょう!

コードが発行される

表示される画面の内容に従っていくと、すぐに支払い確認ページが出てきます。

内容を確認し、間違いがなければ「確定」を押しましょう。

清算完了後に、4桁の乗車コードが発行されます。

なおこの乗車コードは発行されてから5分しか使えないので、手続きが完了したらどこかに行かず、そのまま乗車しましょう。

ステーションにコードを入力する

ステーションに停められている自転車から好きなものを選びます。

まずは、コードを入力する前に以下の確認をしましょう!

  • サドルの高さはちょうど良いか
  • サドルがぐらついていないか
  • パンクしていないか
  • チェーンなどが故障していないか
  • ハンドルが壊れていないか

問題がなければ自転車のスタンドの左横に付いている機械に乗車コードを入力します。

赤のランプが付いてしまうと入力失敗なのでもう一度入力し直します。

緑のランプが付いたら成功で、自転車を取り出すことができるようになります。

ビキを返却する

目的地に着いたらビキを近くのステーションに返却しましょう。

ステーションに空きさえあれば、どこに返却してもOKです。

空きがなければ近くの別のステーションまで移動して停めます。

あらかじめアプリで返却予定のステーションの空き状況を調べておくとトラブルになりにくいです。

そして、ビキを返却する時には自転車をしっかりとスタンドにはめ込まないといけません。

しっかりはまっていないと借りっぱなしの状態になり、追加料金がかかり続けることになるので要注意!

返却が完了になると機械のランプが緑色に光るので、その状態をしっかり確認してから立ち去るようにしてくださいね。

ビキを利用する際の注意事項

ビキは手軽な移動手段ですが、走行する際にはしっかり交通ルールを守る必要があります。

違反すると罰金の対象となることもありますし、思わぬ事故に巻き込まれてしまうこともあるかもしれません!

ハワイ旅行を楽しむためにも、最低限のルールを頭に入れておきましょう。

走行する場所に要注意

街の中心地や交通量の多い道路では、自転車専用道路があることがあります。

その場合は、自転車専用道路を走れば良いのですが、基本的には無いことが多いです。

そういう時は、車道の右端を走るということを覚えておきましょう。

自転車で歩道を走行するのは交通ルール違反になるので、罰金の対象となることがあります。

走行ルールは車と同じ

車道を走行する際のルールは、基本的に自動車と同じです。

同じ進行方向でないといけないし、信号が赤であれば停止しなければなりません。

一方通行の道路に反対からの侵入したり、道路を逆走したりすることのないよう注意しましょう。

ちなみに、自転車から降りて押している時は歩行者と同じ扱いになります!

駐輪するときは必ずビキステーション

実はハワイは自転車の盗難がとても多い場所です。

そのため、ステーション以外の場所に自転車を無造作に停めていると、泥棒の格好の餌食となる可能性があります!

ビキを紛失すると罰金がとても高額になるので、この点はくれぐれも注意する必要があります。

短い時間であっても、必ずステーションに返却するようにしましょう!